ニュース
商業・サービス
作成日：2008年7月15日_記事番号：T00008826
アリババ、７月24日に台湾正式進出
中華圏最大の企業間商取引（Ｂ２Ｂ）ポータルサイトを運営する阿里巴巴（アリババ）の衛哲執行長が７月24日に台湾で記者会見を行い、正式に台湾進出を宣言する。15日付工商時報が報じた。
アリババ台湾支社は、既に台湾での登記を済ませており、本来５月末には正式に記者会見を行う予定だった。しかし衛執行長の台湾渡航ビザが発給されず、また同氏が台湾での会見出席にこだわったため、開催が延期されていた。最終的にはポータルサイト最大手のヤフー奇摩の協力を得て台湾渡航ビザを取得し、来台が確定した。
アリババ台湾支社は14日、記者会見への招待状を発送し、台湾での運営と台湾事務所の設立を宣言した。同社はアリババのプラットホームを通して、台湾の中小企業が世界各地の貿易商とつながることを願っているとした。
衛執行長は、記者会見２日後の顧客説明会にも出席する。
