ニュース 運輸 作成日:2020年2月13日_記事番号:T00088261
航空会社の統計によると、桃園国際空港の11日の出入境者数は5万9,000人余りで、過去10年で最低水準だった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた中国便の欠航などを受け、通常の平均12万人余りから半分以上減少している。自由時報電子版などが伝えた。
台湾政府は、2月に入ってからも中国本土・香港・マカオからの渡航制限や検疫措置を相次いで強化した他、10日からは台湾・中国本土間の航空旅客路線を▽北京(首都)▽上海(浦東・虹橋)▽アモイ▽成都──の5路線に限定したことで、利用者の減少が進んだ。
台北城市科技大学の李奇岳助理教授は、感染拡大は5月まで長引く恐れがあり、旅行関連業界は厳しい状況が続くと指摘した。
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