ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月13日_記事番号:T00088276
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、交通部観光局が中台間団体旅行の全面停止措置を取ったことで、旅行会社最大手、雄獅旅行社(ライオン・トラベル・サービス)は、売上高に生じる損失が24億6,000万台湾元(約90億円)以上と、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時を上回る見通しだ。13日付自由時報が報じた。
ライオントラベルはSARS流行時、従業員数が500〜600人だったが、今や3,650人まで増えた。昨年の売上高が300億元を超えるなど業界首位に成長しており、打撃も大きいと予想されている。
ライオントラベルは、マレーシアのゲンティン・グループ傘下のクルーズ会社、ドリームクルーズ(星夢郵輪)、およびイタリアのコスタ・クルーズと協議し、3月28日に出発予定のドリームクルーズのツアーと、3月31日出発予定のコスタ・クルーズのツアーを中止すると発表した。両ツアーには合計で約3,500人が参加を申し込んでいた。
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