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太陽電池の太極能源、米MEMCと原料供給契約締結


ニュース その他製造 作成日:2008年7月15日_記事番号:T00008828

太陽電池の太極能源、米MEMCと原料供給契約締結

 
 設備大手の広運機械工程(ケンメック・メカニカル・エンジニアリング)傘下、太陽電池メーカーの太極能源科技(タイナジー・テク)は先週、米シリコンウエハー大手、MEMCエレクトロニック・マテリアルズ(MEMC)と期間10年の多結晶シリコン原料調達契約を結んだ。太極能源は原料の安定供給を確保したことで、生産能力を5年以内に1ギガワット(GW)まで拡大することを目標にしている。15日付工商時報が報じた。
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 MEMCからの供給は第3四半期からで、契約総額は1,000億台湾元(約3,500億円)だ。また、MEMCは太極能源に10%出資することも決めている。

 太極能源は昨年9月、中長期の原料供給契約を2件結んでおり、原料供給をほぼ100%確保した域内で数少ないメーカーだ。昨年から今年にかけて設置した60メガワット(MW)の生産ライン2本のうち、桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)の工場では8月に量産に入る見通しだ。同社に対する広運の持ち株比率は70%。

 MEMCは、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)、錫尚徳太陽能電力(サンテックパワー)、独コネルギーにも原料を供給している。