ニュース 電子 作成日:2020年2月14日_記事番号:T00088284
中国の小米集団(シャオミ)が14日発売した第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン「Mi10」シリーズと、サムスン電子が3月6日より発売予定の5G対応スマホ「ギャラクシーS20」シリーズに、クアルコムの5G対応ハイエンドチップ「スナップドラゴン865」が採用されたことを受け、聯発科技(メディアテック)の5Gチップ事業に懸念が広がっている。14日付経済日報が報じた。
メディアテックは5G対応ハイエンドチップ「天璣(Dimensity)1000」シリーズの「天璣1000L」が、中国のOPPO広東移動通信のスマホ新機種「Reno3」に採用され、幸先の良いスタートを切っていたが、クアルコムの巻き返しに遭った格好だ。
メディアテックの蔡力行執行長は先週7日、5Gチップの販売でシェア40%を目指すと表明していた。業界では、クアルコムとのシェア争いはミドルエンド市場が主戦場になり、メディアテックの「天璣800」がクアルコムの「スナップドラゴン765」より高く顧客に評価されるかが鍵を握るとみられている。
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