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銀行の19年海外事業収益、前年比18%増


ニュース 金融 作成日:2020年2月14日_記事番号:T00088295

銀行の19年海外事業収益、前年比18%増

 金融監督管理委員会(金管会)の13日発表によると、台湾資本の銀行の海外拠点で2019年に得られた税引き前利益は、前年比18%増の732億6,000万台湾元(約2,680億円)となった。14日付経済日報が報じた。

 拠点の国・地域別利益の首位は香港で、過去最高の389億8,000万元(前年比17%増)だった。以下、▽中国、69億8,000万元▽米国、61億1,000万元▽日本、59億1,000万元▽ベトナム、33億2,000万元──と続いた。

 国・地域別上位10位の成長率では、ベトナムが前年比45.6%増と最大だった。一方、米国は22.8%減少し、国・地域別で2位から3位に転落した。これについて金管会銀行局の荘琇媛副局長は、主にコンプライアンス関連人材の増員などコスト増加が主因で、これに米国の利下げによる利息収入の減少が重なったと指摘した。

 台湾資本の銀行が海外に開設する支店、子銀行、事務所などの拠点は、昨年末現在で514カ所、前年末に比べ16カ所増加した。