ニュース 金融 作成日:2020年2月15日_記事番号:T00088304
米金融大手、プルデンシャル・ファイナンシャルが台湾の生命保険子会社、保徳信国際人寿保険の売却も含めた検討に入ったことが明らかになった。既に売却先候補との接触を開始しており、年内に手続きを完了したい考えとされる。同グループは、世界的な経営戦略の修正に伴いアジア市場から段階的な撤退を進めている。15日付工商時報などが報じた。
保徳信国際人寿の2019年9月現在の総資産は1,777億台湾元(約6,500億円)で台湾の生保21社中、16位となっている。
工商時報によると、売却先として▽玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング)▽台新金融控股(台新金)▽元大金融控股(元大金)▽兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)──など、生命保険子会社を持たない、または生命保険子会社の規模が小さい台湾の金融持ち株会社が挙がっている。
保徳信国際人寿は、台湾での生保事業は売却を含め検討中と説明したが、投資信託運用の子会社、保徳信証券投資信託(保徳信投信)の売却予定はないとコメントした。
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