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ラーガンが勝訴、アビリティーとの特許訴訟


ニュース 電子 作成日:2020年2月15日_記事番号:T00088314

ラーガンが勝訴、アビリティーとの特許訴訟

 スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が、同社の特許と営業秘密を侵害されたとして先進光電科技(アビリティー・オプトエレクトロニクス・テクノロジー)を提訴した裁判に関連し、アビリティーが取得した特許の無効を裁判継続中に認めた経済部智慧財産局(知的財産局)の決定を不服としたラーガンが智慧財産法院(知的財産裁判所)に提起した行政訴訟で、最高行政法院(最高行政裁判所)は13日、智慧財産法院の原判決を支持し、ラーガンの勝訴が確定した。15日付経済日報などが報じた。

 アビリティーは2012年に液剤塗布ニードルの構造に関する特許を取得。その後、ラーガンとの裁判継続中の14年にある人物が同特許には進歩性がないとして摘発し、17年に智慧財産局が認めた。ラーガンは、同人物はアビリティー関係者であり、智慧財産局の判断は妥当でないと主張していた。

 ラーガンは14日、特許と営業秘密の侵害裁判は継続中だが、アビリティー側に誠意があれば和解も検討すると表明した。