トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の１月連結売上高は213億8,300万台湾元（約780億円）で、前月比15.82％増、前年同月比24.26％増加し、同月の過去最高を記録した。単月では過去２番目の高水準だった。15日付工商時報などが報じた。
和泰汽車は、輸入スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」が過去最高の4,089台売れるなど、高価格な輸入車の販売が好調で、販売台数全体に占める割合が６割へと拡大した。
一方、裕隆集団各社の１月連結売上高は、▽裕隆汽車製造（ユーロン・モーター）、68億1,600万元（前年同月比20.83％減）▽中華汽車工業（チャイナ・モーター、ＣＭＣ）、34億9,600万元、（4.99％減）▽裕隆日産汽車、24億6,300万元（41.08％減）──といずれもマイナス成長だった。
ＢＭＷなどの台湾総代理店、汎徳永業汽車（パン・ジャーマン・ユニバーサル・モーターズ）は27億100万元で、前年同月比24.71％減だった。
