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豊興の鉄筋、800元再値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年7月15日_記事番号:T00008832

豊興の鉄筋、800元再値下げ

 
 鉄筋大手の豊興鋼鉄は14日、鉄筋価格を1トン当たり800台湾元(約2,800円)値下げし、3万1,100元とすると発表した。下げ幅は2.5%で、1度の値下げとしては今年最大となる。豊興の鉄筋価格値下げは3週連続で、累計値下げ額は1,400元、下げ幅は6.2%となる。スクラップ鋼の値下りが主な要因だ。15日付工商時報が伝えた。
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 豊興によると、域内のスクラップ鋼は、ここ3週間で累計12%、2,500元値下がりして1万7,600元になった。

 しかし、スクラップ鋼の国際価格はばら積みでも1トン当たり730米ドルと高値で取引されており、鉄筋相場も現在、1トン当たり1,100米ドルで値下がりの兆しはない。

 今回の値下げは、在庫の早期消化を進めたい下流業者に、これ以上の鉄筋価格の値下げはないと判断させることを狙ったものとみられる。