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《新型肺炎》野柳地質公園も観光客激減、3月より無給休暇


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月15日_記事番号:T00088321

《新型肺炎》野柳地質公園も観光客激減、3月より無給休暇

 新型コロナウイルスの感染拡大による観光客減少を受け、人気観光地、野柳地質公園(新北市万里区)の運営業者、新空間国際は、2月に幹部の2割減給を実施し、3月より一般従業員に対しいわゆる「無給休暇」(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)を実施すると表明した。15日付自由時報が報じた。

 楊景謙総経理は、現在の入園料収入では従業員の給与はもちろん、政府への権利金も支払うことができないと説明。今後、権利金の見直しがなければ、経営が3月まで持たず、営業を終了せざるを得ないと訴えた。

 観光客の数は従来の1日当たり7,000~8,000人から1,000人ほどに激減している。感染が拡大した1月末以降、中国人観光客が姿を消した他、韓国からの団体ツアーもキャンセルされた。

 野柳地質公園は、海水の浸食や風化によって女性の横顔のような形に削られた有名な奇岩「女王頭(クイーンズヘッド)」が人気で、記念撮影には従来長蛇の列に並ぶ必要があったが、現在はすぐに撮影可能だ。