ニュース 電子 作成日:2020年2月17日_記事番号:T00088330
液晶パネル大手2社、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)の今年の設備投資額は合計440億台湾元(約1,600億円)と、過去最低水準となる見通しだ。2社は昨年、過去6年で最大となる計366億2,500万元の損失を計上しており、投資にも慎重になっているようだ。17日付工商時報が報じた。
AUOの今年の設備投資額は210億元で前年比約85億元減。主に新製品の開発と生産ラインの改造に充てる方針だ。
イノラックスの今年の設備投資額は230億元で18億元減。主に技術のアップグレード、生産効率の改善などの他、人工知能(AI)技術導入による生産ラインの自動化を進める。
AUOとイノラックスは過去20年、大規模な生産能力拡充を進め、ピーク時に設備投資額はそれぞれ1,000億元に迫った。しかし近年では中国メーカーの台頭に押され、設備投資は300億〜400億元に半減。今年は200億元余りまで縮小する上、生産能力の拡充を実施する予定はない。
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