ニュース その他製造 作成日:2020年2月17日_記事番号:T00088346
製靴業界では、プラスチックや皮革、紡織品といった原材料を中国からの輸入に頼っており、新型コロナウイルス感染拡大の影響が深刻化すれば、東南アジアの生産拠点を含むサプライチェーンに断絶が起きる可能性が懸念されている。17日付蘋果日報が報じた。
製靴業界の同業者団体、台湾製靴工業同業公会(TFMA)の頼奇見秘書長は、メーカーにおける原材料の在庫量は多くても2カ月分で、感染拡大の影響が続けば4月末〜5月初めには原料不足による危機を迎えると予測。欧州から原料を空輸する解決策が考えられるが、その場合、コストの大幅な増加は避けられない。
製靴最大手の宝成国際集団(PCG)傘下のスポーツウエア小売り部門、宝勝国際は、感染拡大の影響で、中国で5,000店近くが営業を停止しているとされる。昨年9月末時点で、9,824店を展開していた。
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