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1月クレカ決済額、3年5カ月ぶり減少


ニュース 金融 作成日:2020年2月18日_記事番号:T00088364

1月クレカ決済額、3年5カ月ぶり減少

 金融監督管理委員会(金管会)銀行局の統計によると、1月のクレジットカード決済総額は2,731億台湾元(約9,980億円)で前年同月比6.25%減と、3年5カ月ぶりの減少となった。春節(旧正月、今年は1月25日)連休に新型コロナウイルス感染が拡大し、市民が外出を控えたためのようだ。18日付工商時報が報じた。

 上位は、▽国泰商業世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、432億6,000万元(前年同月比20%減)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、418億元(22%増)▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)、395億9,800万元(12.6%減)▽台新国際商業銀行(台新銀)、320億5,000万元(2.37%増)──だった。

 銀行局によると、クレジット決済のうち県市を跨(また)いだ利用は40%に上り、うち14%は百貨店での利用だった。その他は▽ガソリンスタンド(GS)▽スーパーマーケット▽レストラン▽ホテル宿泊──など。

 銀行局は、新型コロナウイルス感染拡大が続けば、海外旅行や出張を取りやめる人が増える一方、インターネット通信販売や飲食店の宅配代行サービス(デリバリーサービス)などの利用が増え、クレジット決済に影響を与えると予測した。