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日月光、力晶の社債4.5億元引き受け


ニュース 電子 作成日:2008年7月15日_記事番号:T00008837

日月光、力晶の社債4.5億元引き受け

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)は14日、DRAM最大手の力晶半導体(PSC)の発行する社債を引き受けると発表した。引き受け総額は4億5,000万台湾元(約16億円)で、力晶の発行予定総額30億元の15%に当たる。DRAM市場が赤字で苦しむ中、日月光の支援は力晶にとって「恵みの雨」だと15日付経済日報は指摘している。

 日月光は社債引き受けの理由について、両社の協力関係をより深めることが目的だとしている。日月光と力晶は2006年7月、日月光60%、力晶40%の出資による合弁DRAMパッケージング・テスティングメーカー、日月鴻科技(パワー・ASE・テクノロジー)を設立した。日月鴻は、力晶や、力晶とエルピーダメモリの合弁DRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップエレクトロニクス)を主な顧客としており、昨年の純利益は12億9,900万元で、早くも黒字転換を果たしている。

 日月光による力晶の社債引き受けは、力成科技(パワーテック・テクノロジー、予定総額5億元)に続き、パッケージング・テスティングでは2社目となる。