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《新型肺炎》観光バス稼働率1割、無給休暇実施の会社も


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月18日_記事番号:T00088371

《新型肺炎》観光バス稼働率1割、無給休暇実施の会社も

 新型コロナウイルス感染拡大により、高雄市では観光バスの稼働率が約10%に落ち込んでおり、既に観光バス会社2~3社がいわゆる「無給休暇」(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)を実施しているようだ。18日付中国時報が報じた。

 高雄市遊覧車客運商業同業公会の林士勛理事長は、高雄の観光バス会社全てに影響が出ており、バスの稼働日数は1カ月当たり3~4日と明かした。

 この他、▽日月潭(南投県)▽阿里山(嘉義県)▽墾丁(屏東県)──などの人気観光地も観光客の激減で打撃を受けている。日月潭ではクルーズやロープウエーの利用客が約5割減少した。阿里山にある民宿「龍雲山荘」では今月、団体客の5割以上が予約をキャンセルした。墾丁の宿泊施設では客室稼働率が前年同期より3割下落した。

 また、台北市士林区の遊園地「児童新楽園」の2月の入場者数は1日平均4,693人と昨年平均より977人減少、台北市文山区の猫空ロープウエーの2月の乗客数は1日平均延べ5,200人と昨年平均より2,000人減少した。