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《新型肺炎》量販店の愛買、通販サイトから注文90%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月19日_記事番号:T00088374

《新型肺炎》量販店の愛買、通販サイトから注文90%増

 量販店大手、愛買(aマート)は18日、2月前半にインターネット通信販売サイト大手の▽Yahoo奇摩▽楽天市場▽蝦皮購物(ショッピー)▽friDay(フライデー)購物──を通じた注文が前年同期比90%増と大幅成長し、売上高も65%増加したと説明した。春節(旧正月、今年は1月25日)連休後は通常、小売業の閑散期に当たるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出、外食を控え、自炊する消費者が増えたためだ。19日付工商時報が報じた。

 実店舗の2月前半の来店者数は10%増え、売上高は前年同期比20%増だった。▽生鮮食品▽米▽油▽インスタント食品──がよく売れた。実店舗と通販サイトを含めた売上高全体では4割増えた。

 愛買が外食宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)大手、foodpanda(フードパンダ)との提携で実施している商品のデリバリーサービスは、導入各店の注文数が2倍以上に増えた。20日に楊梅店(桃園市)、21日に台南店でもサービスを開始し、実施店舗は6店へと従来の4店から増やす。食品以外の取り扱いも開始し、対象商品は約1,300種類へと従来の900種類から増やす。