高雄市の高級ホテル、漢来大飯店（グランド・ハイライ・ホテル高雄）は、20フロア（客室535室）のうち10フロア（200室余り）を閉鎖した。林子寛総経理は、新型コロナウイルス感染拡大後、外国人観光客が急減し、客室稼働率が以前の70％から30～40％に低下したと明かした。19日付蘋果日報などが報じた。
高雄国賓大飯店（高雄アンバサダー・ホテル）は４フロアを閉鎖した。現在の客室稼働率は約45％という。
高雄漢王洲際飯店（キングシップホテル高雄インターコンチネンタル）は、客室稼働率が90％下落し、200室のうち120室を閉鎖した。
業界関係者は、台北市の高級ホテルの多くではビジネス客が激減し、客室稼働率が20～30％に落ち込んでいると指摘した。
寒舎餐旅管理顧問（マイ・ハンブル・ハウス・ホスピタリティー・マネジメント・コンサルティング）が運営する▽台北喜来登大飯店（シェラトングランド台北ホテル）▽台北寒舎艾美酒店（ルメリディアン台北）▽寒舎艾麗酒店（ハンブルハウス台北）──は、一部フロアを閉鎖している。
