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聯発科、BDプレーヤーチップをQ4量産へ


ニュース 電子 作成日:2008年7月15日_記事番号:T00008838

聯発科、BDプレーヤーチップをQ4量産へ

 
 聯発科技(メディアテック)はコンシューマ向けブルーレイディスク(BD)プレーヤー用チップを今年第4四半期から量産、出荷を開始する計画だ。15日付工商時報が伝えた。

 同社は昨年第4四半期からデータ用BDドライブ向けチップの出荷を始めている。中国市場での展開が市場シェア拡大の鍵で、DVDプレーヤーを生産する台湾や中国、日本、韓国の大手メーカーからの受注を期待している。売上高への貢献は来年以降、顕著になる見通しだ。

 先週11日、NECエレクトロニクスはBDの映像・音声再生や、画像・グラフィックス表示機能を1チップへ集積したシステムLSI、「EMMA(エマ)3P」を、月産30万個規模で量産すると発表した。NECエレ社や、ソニー、サムスン電子、シャープなどにBDドライブチップを採用されている米シグマデザインズなどに比べると、聯発科のBD分野での取り組みは遅れをとっている。しかし、市場がまだ成長段階にあるため、同社が挽回(ばんかい)を図ることも可能という業界関係者の指摘もある。