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《新型肺炎》プリンセス号の台湾人退避、21日にチャーター機運航


ニュース 社会 作成日:2020年2月19日_記事番号:T00088388

《新型肺炎》プリンセス号の台湾人退避、21日にチャーター機運航

 林佳龍交通部長は19日、横浜港到着後に乗客・乗員542人の新型コロナウイルス感染が確認されたクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」から台湾人を退避させるためのチャーター機が21日に運航されると明らかにした。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は18日、同船を「感染地区」に指定した上で、チャーター機には帰台を希望し、日本側の感染検査で陰性だった人を全員搭乗させ、帰台後は14日間の隔離措置を取る方針を示した。中央社電などが伝えた。

/date/2020/02/19/18diamond2_2.jpg謝長廷駐日代表や台北駐日経済文化代表処横浜分処の職員らが台湾人乗客を出迎える(19日=中央社)

 同船は14日間の検疫期間が満了し、今日19日から乗客の下船が本格的に始まった。台湾人24人(乗客22人、乗員2人)が乗船していたが、このうち感染が確認された5人は日本での治療を続ける。一部の結果結果が判明していないため、19日に予定されていたチャーター機派遣は延期になっていた。

 同センターは、「感染地区」への指定は、同船に滞在歴のある外国人が入境制限などの措置を受けることを意味すると説明した。