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作成日:2008年7月15日_記事番号:T00008839
中華電信の3G携帯、10タイプで5割引
中華電信は14日、第3世代(3G)携帯電話10タイプで、通話契約とのセットで購入した場合の価格を5割引とすると発表した。ソニー・エリクソンの「K850i」を1万台湾元強から5,000元(約1万7,500円)に値下げするほか、ノキア、サムスン、東芝の同タイプ機種で約5割引とする。15日付工商時報が報じた。
中華電信行動通訊分公司の林仁紅副総経理は、今回の割引は、同機種に対する販売奨励金を3,000~5,000元から7,000~1万3,000元に引き上げたことによって可能となったと語る。
今回の販売奨励金引き上げによって、従来予定していた同タイプへの奨励金予算は約3億元増えることになる。また、年初に開始した華為技術の3G携帯の0元販売、最近開始した宏達国際電子(HTC)「ダイヤモンド」への奨励金引き上げ(1台当たり6,000~2万1,000元)、さらに今後予定される4億元を超える奨励金を加えると、奨励金総額は通年で昨年比43%大幅増の100億元を超えることになる。
林副総経理は奨励金の大幅な引き上げについて、北京五輪および夏休み商機獲得と3Gユーザーの獲得、データサービス業務での売り上げ増加を目指すためとしている。