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《新型肺炎》高級ホテル、改装時期を前倒し


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月20日_記事番号:T00088400

《新型肺炎》高級ホテル、改装時期を前倒し

 台北市の高級ホテル、台北晶華酒店(リージェント台北)は先週末、9月に開始予定だった改装に着工した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で客室稼働率が落ち込んでいる今の時期を利用した形だ。20日付蘋果日報が報じた。

/date/2020/02/20/11hotel_2.jpg花蓮市の美侖大飯店。改装で閉館中も通常通り給与を支給していると説明した(19日=中央社)

 リージェント台北は、計5フロアの改装に数カ月かかる見通しだ。1フロアごとに実施することで、客室稼働率への影響を約10%に抑える。

 雲品国際酒店(FDCインターナショナル・ホテルズ)傘下で南投県の日月潭湖畔に位置する雲品温泉酒店(フロー・デ・シンホテル)も、年内に予定していた5階と6階の第2期客室改装計画に前倒しで着工した。施工中の客室稼働率への影響は5~10%を見込む。

 寒舎餐旅管理顧問(マイ・ハンブル・ハウス・ホスピタリティー・マネジメント・コンサルティング)が運営する▽台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)▽台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)▽寒舎艾麗酒店(ハンブルハウス台北)──も、一部フロアを閉鎖し、毎年実施している客室設備の更新工事と従業員訓練を前倒しで行う。

 一方、花蓮市の美侖大飯店(パークビュー・ホテルズ&リゾーツ)は、全館改装中だが、6月末に完了予定で、新型コロナウイルス感染拡大とは無関係と説明した。