ニュース 電子 作成日:2020年2月20日_記事番号:T00088410
消息筋によると、新型コロナウイルス感染拡大による春節(旧正月)連休明けの中国工場稼働再開の遅れを受け、アップルが4月にも発売するとされるスマートフォンの廉価版新機種「iPhoneSE2」の量産開始が3月へと、従来予定の2月末より延期となりそうだ。サプライヤーの鴻海精密工業、臻鼎科技控股(ZDT)、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)などが打撃を受ける見込みだ。日経アジアンレビューの報道を基に、20日付経済日報などが報じた。
これらサプライヤー各社は19日、特定の顧客や受注状況についてはコメントしないとした。ジニアスは、顧客への出荷は現在通常通りに行われていると表明した。
消息筋によると、サプライヤー各社は4週間以内でのiPhoneSE2の生産・出荷を目指している。各社の中国工場稼働率は30~50%程度で、iPhoneの供給逼迫(ひっぱく)は4月まで続きそうだ。
アップルはサプライヤーに対して従来、上半期にiPhoneの供給8,000万台を求めており、このうちiPhoneSE2が1,500万台を占めるとされる。
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