ニュース その他製造 作成日:2020年2月20日_記事番号:T00088416
タイヤ大手、正新橡膠工業(CST)と建大工業(ケンダ・ラバー、KENDA)の中国工場が今週、全面的に操業を再開した。ただ、新型コロナウイルスの感染対策措置で一部従業員が職場に復帰できていないことから、依然として稼働率は低い。3月には80%以上に高めたい考えだ。20日付経済日報が報じた。
CSTは、江蘇省、福建省、重慶市の工場で操業を再開した。同国内の自動車メーカーの多くは本格稼働していないため、主に輸出向け製品を生産している。同社の羅永励広報担当は、現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先していると説明した。
ケンダは、広東省深圳市、天津市、江蘇省昆山市の工場が操業を再開した。同社主管は原材料の供給について、1.5~2カ月分の在庫があるため、当面は不足の懸念はないと説明した。ただ、春節(旧正月)連休で帰省していた一部従業員が戻っておらず、戻った従業員も14日間の隔離措置を受けるため、稼働率は上がっていない。
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