ニュース 社会 作成日:2020年2月20日_記事番号:T00088417
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は19日夜、台湾で24人目となる新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。北部居住の60代女性で重症だ。過去2年の出境歴はなく、感染経路は特定されていない。同センターは、「市中感染」に当たるかは感染経路の特定を待って判断する方針を示した。20日付中国時報などが報じた。
女性は退職しており、付近の公園での運動の他は、自宅で過ごすことが多かった。浙江省杭州市から帰台した娘の友人と1月6日に接触したことが判明しているが、発症までの期間が長過ぎることから感染経路の可能性は低いとみている。
女性に発熱や咳(せき)などの症状が出たのは1月22日で、29日までに計4回医療機関を受診した。29日夜に急診で肺炎と診断され30日には入院、症状は改善せず、2月10日から集中治療室での治療を受けている。同ウイルスの感染検査は、センターの検査範囲拡大方針を受け、2月17日になってから行われた。
女性との濃厚接触があった家族や医療関係者など計360人に対して、感染検査が進められる。
2月19日時点での疑い例の通報は累計1,927件で、内訳は感染確認24人(台湾での感染8人)、陰性1,822人。残りは検査中で、うち37人は1次検査で陰性だった。これまでに1人が死亡している。
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