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製造業19年生産額、PCなど21%増【図】


ニュース その他製造 作成日:2020年2月20日_記事番号:T00088418

製造業19年生産額、PCなど21%増【図】

 経済部統計処が19日発表した製造業の2019年生産額は13兆2,195億台湾元(約49兆円)で前年比5.84%減少した。うちパソコン・電子製品・光学製品業の生産額は7,803億元で21.73%増と、12年以来で最大の伸び幅だった。20日付中国時報などが報じた。

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 電子部品業は3兆5,564億元(前年比6.21%減)で、うち半導体業は1兆4,481億元(4.06%減)、液晶パネルと部品業は7,254億元(16.87%減)だった。その他、▽化学原材料業、1兆6,425億元(17.97%減)▽基本金属業、1兆3,443億元(10.86%減)▽機械設備業、6,455億元(10.73%減)▽自動車および部品業、3,584億元(1.53%減)──と軒並み減少した。

 19年第4四半期の製造業生産額は3兆3,660億元で前年同期比6.6%減少し、4四半期連続でマイナス成長だった。

 経済部は、新型コロナウイルス感染拡大が世界の経済活動に影響しているが、台湾では公共工事や台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資で需要が期待できるとした。また、第5世代移動通信(5G)、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)技術の発展が、情報技術(IT)や従来型産業の生産増加につながると予測した。