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中国ラックスシェア、iPhone組み立て参入か


ニュース 電子 作成日:2020年2月21日_記事番号:T00088432

中国ラックスシェア、iPhone組み立て参入か

 天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の郭明錤アナリストの最新レポートによると、中国のコネクター最大手、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)が2021年下半期までに、中国メーカーとして初めてアップルのスマートフォンiPhoneの組み立てを手掛ける可能性がある。21日付経済日報が報じた。

 iPhoneの組み立ては、鴻海精密工業が主にミドル~ハイエンド機種、和碩聯合科技(ペガトロン)と緯創資通(ウィストロン)がロー~ミドルエンド機種を手掛けている。ラックスシェアはまず旧機種か低価格機種を手掛けるとみられ、ペガトロンとウィストロンが打撃を受けそうだ。鴻海は当面、大きな影響は受けないとみられる。

 組み立ては粗利益率が低いため、中国の紅色供給網(レッドサプライチェーン)の参入により、競争が激化する可能性がある。