ニュース 金融 作成日:2020年2月21日_記事番号:T00088433
中央銀行(中銀)は20日、2019年の国際収支が166億6,000万米ドルの黒字となり、11年以来で最高だったと発表した。内訳は経常収支が643億5,000万米ドルの黒字、金融収支が528億6,000万米ドルの赤字などとなっている。21日付経済日報が伝えた。
19年第4四半期の国際収支は74億8,000万米ドルの黒字だった。内訳は経常収支が170億2,000万米ドルの黒字、金融収支が99億5,000万米ドルの赤字などとなっている。金融収支は38四半期連続の赤字。
19年第4四半期の経常収支のうち、貿易収支は143億1,000万米ドルの黒字、サービス収支は11億1,000万米ドルの赤字だった。
また、19年通年のサービス収支に含まれる旅行収支は支出が205億700万米ドルで、収支が61億米ドルの赤字だった。支出と赤字幅はいずれも過去最高だった。収入は143億7,300万米ドルで、昨年10月以降の中国人旅行客の減少が響いた。
中銀経済研究処の崔烱明副処長は、新型コロナウイルス感染拡大が今年第1四半期の旅行収支に与える影響について、台湾を訪れる観光客だけでなく、海外に出掛ける台湾人も減少が見込まれるため、収入と支出のどちらの減少幅が大きいかは現時点で判断がつかないとした。
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