ニュース 電子 作成日:2020年2月24日_記事番号:T00088456
半導体商社の文曄科技(WTマイクロエレクトロニクス)とIC設計の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)は21日、株式交換方式で戦略提携すると発表した。双方は第5世代移動通信(5G)、クラウドコンピューティング、スマート物流などで触発される高速伝送インターフェース関連の商機をつかむことを目的に挙げたが、WTにとっては、大聯大投資控股(WPGホールディングス)による株式公開買い付け(TOB)に対抗することが最大の狙いとみられている。22日付経済日報が伝えた。
WTの鄭文宗董事長(左2)とASメディアの沈振来董事長(左3)は共同で記者会見し、沈董事長は「高速I/O(入出力)をリードする存在を目指しており、商社との提携はウィンウィンだ」と歓迎した(21日=中央社)
株式の交換比率は、ASメディア1株に対し、WTが19株。ASメディアはWTの株式22.39%、WTはASメディアの株式13.04%を保有することになる。直近株価をベースにすると、取引規模は約81億2,200万台湾元(約298億円)。
株式交換完了後、WTに対するWPGの持ち株比率は23%に低下する。
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