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《新型肺炎》ミシンの伸興工業、マスク手作りで需要増


ニュース 機械 作成日:2020年2月24日_記事番号:T00088465

《新型肺炎》ミシンの伸興工業、マスク手作りで需要増

 家庭用ミシン受託生産の世界最大手、伸興工業の幹部は21日、今年の販売見通しは305万台と、昨年の実績300万台を上回ると明かした。新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクを手作りする人が増えているためだ。22日付工商時報が報じた。

 同社は近年、ロー~ミドルエンド機種の生産を中国からベトナムに移管しており、今年のベトナムでの生産比率は90%以上となりそうだ。

 一方、中国の張家港工場(江蘇省蘇州市)は、再稼働が遅れたが、中国のサプライヤーの出荷状況を確認し、原材料不足のリスクに対応している。今年の生産台数は30万台以下に減少するものの、影響は大きくないと見込む。

 同社の1月売上高は3億3,700万台湾元(約12億3,000万円)で、前年同月比18.03%減だった。春節(旧正月、2020年は1月25日)連休が主因だ。