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《新型肺炎》北部在住の親子2人が感染、海外渡航歴なし


ニュース 社会 作成日:2020年2月24日_記事番号:T00088470

《新型肺炎》北部在住の親子2人が感染、海外渡航歴なし

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は23日、北部在住の父親(80代)とその長男(50代)の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。2人に最近の海外渡航歴はないが、次男は仕事で中国を頻繁に行き来し、春節(旧正月、2020年は1月25日)期間に中国に渡航歴のある友人と会食するなどしていたことから、この次男から感染した疑いがある。24日付聯合報などが報じた。

/date/2020/02/24/18chen_2.jpg陳時中衛生福利部(衛福部)長。同センターは、市中での散発的な感染例にとどまっているとの見解だ(23日=中央社)

 父親は6日に咳(せき)や鼻水の症状が出て、9日に発熱、肺炎と診断され、医療機関に入院していた。長男は1月末に症状が出始め、今月4日に医療機関を受診、8日に肺炎と診断されていた。

 台湾域内での感染確認は累計28人に増えた。

1月に既に感染拡大か

 2月19日に新型コロナウイルス感染が確認された北部在住の60代女性は、過去2年に海外渡航歴がないものの、早くも1月22日に症状が出ていた。専門家は、台湾域内で1月のうちに感染が広がっていた可能性があると指摘した。女性の感染経路はまだ特定されていない。