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政策で景気てこ入れ継続、劉行政院長が表明


ニュース その他分野 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008849

政策で景気てこ入れ継続、劉行政院長が表明


 台湾株式市場の加権指数が7,000ポイント台を下回ったことを受けて、劉兆玄行政院長は15日、過剰に反応しないよう投資家に呼び掛けるとともに、今週末に今年下半期および来年の政策項目の「実現スケジュール表」を公開すると明らかにし、「政府の公約不履行はあり得ない」と強調した。

 劉行政院長は今年の経済成長率について、「米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題や原油価格の高騰で、海外の調査機関は3.2%まで下がると予想しているが、工商団体の機敏な対応や政府の内需拡大策によって4.8%を達成できると信じている」という見通しを示した。

 邱正雄行政院副院長も、「株価の大幅下落は国際的な問題で、行政院は状況を把握している」と述べ、投資家らに冷静さを保つよう呼び掛けた。