ニュース 金融 作成日:2020年2月25日_記事番号:T00088495
中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)は24日、科技部台湾大学人工智慧研究中心(AIntu)、台大智慧聯網創新研究中心(NTU IoXセンター)と人工知能(AI)、ビッグデータ技術の応用で連携する契約を締結した。期間は1年間。投資額は1,000万台湾元(約3,650万円)。25日付経済日報が報じた。
中信銀の陳佳文総経理(中)は、今後、台湾だけではなく海外の支店でもこのシステムを利用したいと語った(24日=中央社)
中信銀は両センターとの連携により、▽コールセンターで対応した顧客の発話音声を解析し、顧客の潜在ニーズを探り出してサービス向上につなげる▽AIに新聞などのニュース要約を生成させることで、マネーロンダリング(資金洗浄)関連情報の把握に携わる従業員の負担を削減する▽来店顧客の表情、感情を分析して可視化できるシステムを開発し、顧客対応の質向上につなげる──。
中信銀は、顧客の発話記録から住宅購入や海外旅行などの潜在ニーズを探り出せれば、より正確なプロモーションが可能になり、顧客満足度を高められると説明した。
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