ニュース 電子 作成日:2020年2月25日_記事番号:T00088498
市場調査会社、IDCによると、今年の台湾の情報通信技術(ICT)市場では新型コロナウイルスの感染拡大により、ハードウエア市場がサプライチェーンと物流などへの打撃でマイナスの影響を受けそうだ。一方、ソフトウエアなどの市場にとってはプラスとなる見通しだ。25日付工商時報が報じた。
中国では工場の再開が延期され、従業員の復帰率が低迷している。また各省・市の封鎖措置によって物流に遅れが生じている。ハードウエアのメーカーは、部品の一部在庫が2月分までしかないため、第1四半期の台湾パソコンおよびモニター市場は打撃を受ける見通しだ。特にデスクトップPCへの影響が深刻になるとみられる。
一方、▽ビデオ通話▽遠隔会議▽電子商取引(EC)▽クラウドコンピューティング▽情報セキュリティー──などの需要増加によって関連市場の成長が見込まれる。台湾メーカーの中国からの生産移転が増えており、先進分析技術と人工知能(AI)の応用需要が拡大する見通しだ。
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