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海運大手、コンテナ運賃調整で収益改善へ


ニュース 運輸 作成日:2007年6月3日_記事番号:T00000885

海運大手、コンテナ運賃調整で収益改善へ

 海運業界の運賃決定組織、欧州同盟(FEFC)が7月からアジア欧州航路の運賃を季節調整で5%引き上げることを決め、台湾海運各社の収益が改善しそうだ。業界関係者は「石油価格が大幅に上昇しない限り、海運各社の収益は大きく改善する」と予測した。1日付経済日報が伝えた。
上げ幅は1TEU(20フィート標準コンテナ)当たり、普通コンテナで300米ドル、冷蔵コンテナで400米ドル。さらに、中国華北地区からの輸出需要が急速に拡大しているため、同地区からの運賃はさらに200米ドル上乗せされた。

 業界関係者によると、海運各社とも積載量の大きい新規就航船舶をアジア欧州航路に投入しており、欧州向けの積載率は95%を超えているという。