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サラリーパーソンの兼業、過去最高の63%に


ニュース その他分野 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008852

サラリーパーソンの兼業、過去最高の63%に

 
 本業以外に副業で収入を得ているサラリーパーソンが全体の63.2%に上り、過去最高になったことが、大手求人情報サイトの104人力銀行の統計で明らかになった。給与がインフレで目減りする現状に必死で対抗しようという人が多いようだ。16日付工商時報が報じた。
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 副業を始めた時期については、「今年の4月以降」という人が特に多く全体の31.1%に上った。また、この3年間昇給がなかった人は全体の49.6%と半数近く、昇給があったと回答した50.3%の人でも、給与上昇率は平均でわずか3%だった。

 副業として行う職種は、「本業と同じ」が30.0%と最多で、次いで、▽在宅での受託業務、20.7%▽インターネットオークション・販売、18.2%▽サービス業、17.1%▽家庭教師、12.3%──という結果だった。

 副業を2件以上かけ持ちする人も全体の2割を占めた。一家の大黒柱の役割を果たす人が多いとみられる5年級(民国50年代生まれ、1961~70年)では22.5%に上り、年代別で最高だった。

 調査は5~7年級のサラリーパーソン4,000人あまりを対象に行われた。