ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年2月26日_記事番号:T00088527
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、▽熱延▽冷延▽溶融亜鉛めっき──など主要製品の3月の台湾域内価格を1トン当たり300台湾元(約1,100円)、1.56~1.87%引き上げると発表した。3カ月連続の値上げだ。26日付工商時報が報じた。
輸出価格は地域や製品により、据え置きか、最大10米ドル引き上げた。
同社の劉敏雄董事長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業界全体の需要が後ずれしているが、今後は中国メーカーが減産して鉄鋼価格を維持するとみられる他、景気刺激策が期待できると指摘。川下メーカーの競争力も加味し、小幅な値上げを決めたと説明した。
CSCが先週、4月と第2四半期の製品価格引き上げを発表しており、中鴻鋼鉄はこれに続いた形だ。川下メーカーも近日中に値上げを検討するようだ。
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