ニュース 公益 作成日:2020年2月26日_記事番号:T00088528
洋上(オフショア)風力発電大手のデンマーク企業、エルステッドは25日、「大彰化洋上(オフショア)風力発電所」の開発推進に向け、台中港の埠頭(ふとう)と後背地に、洋上風力発電所の維持管理センターを建設することで、港湾運営会社の台湾港務(TIPC)と契約を締結した。契約期間は20年。2022年に運用を開始し、海中の基礎構造物や風力発電機用タワー、ブレードなどを保管する予定だ。26日付工商時報が報じた。
維持管理センターの完成予想図。数百人規模の雇用機会創出を見込む(エルステッドリリースより)
維持管理センターは、欧州の建築技法を採用し、環境にやさしい建材を利用する他▽雨水のリサイクル機能▽太陽光発電パネル▽電気自動車(EV)・電動バイクの充電スタンド──を設置するなどグリーンビルディングとする方針だ。
エルステッドは、彰化県から35~60キロメートル沖合に、発電容量1.82ギガワット(GW)分の洋上風力発電所を開発する事業を落札している。今後、同発電所の建設、運営に適しているとして台中港のインフラ建設投資を強化する。
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