ニュース 電子 作成日:2020年2月27日_記事番号:T00088551
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長は26日、供給不足が深刻化し、完成品の在庫水準は30日未満と、過去10年で最も低いと明かした。27日付経済日報が報じた。
陳董事長は、中国、日本、韓国も受動部品の製造が多いので、新型コロナウイルス感染拡大が続けば、供給に影響が出ると述べた(26日=中央社)
陳董事長は、中国の生産能力利用率が35~38%と低く、新型コロナウイルス感染拡大で人の移動が制限されたことが主因と語った。求人や研修が順調なら、3月末に利用率は50%まで上昇すると話した。
ヤゲオは中国工場が全社の生産能力の7割、欧米が5~7%で、台湾が残りを占めるとされる。
また陳董事長は、受注残高が出荷量の2倍で、出荷受注比率(BBレシオ)は2となっており、受動部品の供給不足が深刻だった2018年以来の事態だと語った。
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