ニュース 電子 作成日:2020年2月27日_記事番号:T00088555
通信キャリアの遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は26日、第5世代移動通信(5G)サービスの開始に向け、国家通訊伝播委員会(NCC)に周波数帯の落札代金を納付するとともに、事業計画書、情報セキュリティーの維持保護計画を提出したことを明らかにした。今年第3四半期にもサービスを開始するとみられる。27日付工商時報が伝えた。
遠伝は遅くとも2月末までに通信設備メーカーに5G設備の発注を行う。サービスの開始時期は予想より前倒しされるとの見方もある。
遠伝は5G周波数帯の入札で、3.5ギガヘルツ(GHz)帯の80MHz幅と28GHz帯の400MHz幅を総額430億4,200万台湾元(約1,560億円)で落札した。5G設備をエリクソンから調達する見通しで、今年の設備投資は102億元を見込む。
中華電信、東京五輪までに
一方、中華電信はノキアとエリクソンに5G設備を発注した。発注額はノキアが35億3,000万元、エリクソンが38億5,500万元の合計73億8,500万元。
同社は今年、307億元の設備投資を予定しており、モバイル分野への設備投資はうち97億元を見込む。東京五輪までにサービスを開始したい構えだ。開始時点で1,000カ所以上の基地局の運用を目標とし、年内にも2,000カ所の整備を目指す。
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