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作成日：2008年7月16日_記事番号：T00008856
阿羅哈客運、高速バス４路線で3.6割引
これまで高速バスの運賃「流血戦」には加わっていなかった阿羅哈客運（アロハ客運）は15日、17日から主要路線で平日（月曜10時～金曜正午）に3.3～3.6割引の優待運賃を導入すると表明した。台北～高雄線は715台湾元から458元（約1,580円）に値下げする。また、同路線では月～木曜に１日17席の無料席を設ける。一方、一部の高速バス業者は逆に、17日から21日の間に部分的に値上げを行う予定だ。16日付蘋果日報が報じた。
阿羅哈は台北～高雄線のほか、台北～嘉義線で550元から368元へ、台北～台中線および台中～高雄線で385元から258元への値下げを実施する。また、無料席が提供されるのは、台北発の月曜午後１時、火曜午後２時、水曜午後３時、木曜午後４時の各便17席。優待サービスの期限は現在のところ設定していない。
阿羅哈の阮福生執行長によると、一部の高速バス業者が悪性の値下げ競争を繰り広げており、これによって同社利用者が10～20％流出している。また、急激な物価高で消費者の間で値下げを望む声が出ていることから今回の優待サービスを決めたとしている。
一方和欣客運は17日から嘉義～台北、嘉義～台中線で15％、国光客運は21日から台北～新竹、台北～台中、台北～嘉義線で10～35元の値上げを決定している。
