ニュース 社会 作成日:2020年3月2日_記事番号:T00088575
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は28日、北部の30代男性(第33例)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2月17~22日に団体ツアー旅行で大阪、富山などに渡航していた。29日付聯合報などが報じた。
男性は、2月17~18日に富山県、岐阜県高山、高鷲スノーパーク(岐阜県郡上市)を訪れ、19日にJR西日本の特急列車サンダーバードで金沢から大阪に移動、20日にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を訪れ、21~22日は大阪市内を散策した。帰台後の25日から咳(せき)、喉の違和感があり、26日に医療機関を受診した。同ツアーの他の参加者21人と同居人や職場の同僚ら、合わせて67人のうち、症状が出ている3人は病院に隔離中で、残りには14日間の外出制限「居家隔離」を求めた。
日本の感染症情報、レベル2維持
中央流行疫情指揮センターは1日、日本の海外旅行感染症情報を引き上げていないが、団体ツアーのツアーコンダクター(添乗員)に対し、ツアー参加者の検温をするよう求めると表明した。
陳指揮官(右)。日本旅行者の感染を受け、旅行業界から日本の海外旅行感染症情報のレベル引き上げを求める声が上がった(28日=中央社)
日本は現在、レベル2(警戒、現地での防護措置を強化)。同センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、感染者数の急増は市中感染を制御できていない表れだが、日本は国内での感染者が200人を超えているものの緩やかな増加で、人口を考えると台湾と状況はほぼ変わらないとの見方を示した。
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