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中小企業の台湾投資計画、10社109億元分に承認


ニュース その他分野 作成日:2020年3月2日_記事番号:T00088597

中小企業の台湾投資計画、10社109億元分に承認

 経済部が主導する投資台湾事務所(インベスト台湾)は27日、中小企業に対する投資支援プラン「中小企業加速投資行動方案」に関する審査会議を開催し、その中で10社による計109億台湾元(約390億円)の投資計画を承認した。同プランで1週間に承認された投資額が100億元を超えたのは初めて。28日付工商時報が報じた。

 電炉メーカーの建順錬鋼は、苗栗県通霄鎮の生産拠点にスマート型の精錬、圧延一貫設備を設置する。高度技術者126人を採用する他、水リサイクル施設建設やコージェネレーション(廃熱発電)施設の建設を合わせて、68億元を投じる。

 工業用シリコンやゴム製品メーカー、記欣企業は既存工場3カ所が手狭になったことから、約5,000万元を投じて台南市仁徳区に新工場を建設し、生産能力を集約する。

 作業用ゴーグルや防毒マスクなど安全保護具の得森科技は、約3億元を投じて台南市安南区の新吉工業区に工場を新設し、70人を新規採用する。