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晶華国際酒店、中華航空で機内食を提供


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008860

晶華国際酒店、中華航空で機内食を提供

 
 晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)は17日、中華航空(チャイナエアライン)と提携して機内食として「国宝宴コース」を提供することを発表する。「国宝宴コース」は「翠玉白菜」や「肉形石」など国宝の数々をメニューに取り入れたコースで、同グループが故宮博物院内にオープンしたレストラン「故宮晶華」で提供している。16日付工商時報が報じた。

 中国人観光客の訪台開放を受け、商機獲得を目指す晶華国際酒店は今年、積極的な戦略を打ち出している。1月に潘思亮同社董事長は、今後3年以内に自社ブランド「silks(シルク)」のホテルを中台で20軒設置(台湾は15軒)すると宣言し、観光客が必ず訪れる故宮博物院には、4億台湾元(13億7,000万円)を投じて「故宮晶華」を設置した。

 株価の下落が続く中、晶華はきのう(15日)終値が485元となり、「株価王」と呼ばれる宏達国際電子(HTC)と並んだ。工商時報では、積極的な商機獲得を進め、経営の多角化を進める晶華は、未来の「株価王」を争う上で侮れない存在だと指摘している。