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《新型肺炎》長庚医院が診察延期要請、日本など感染地区滞在歴で


ニュース 医薬 作成日:2020年3月3日_記事番号:T00088601

《新型肺炎》長庚医院が診察延期要請、日本など感染地区滞在歴で

 台北長庚紀念医院、林口長庚紀念医院(桃園市)など8医療機関を運営する長庚医療財団法人は2日、過去14日以内に日本を含む新型コロナウイルス感染地区(9カ国・地域)に滞在歴のある人に対し、不要不急の診察や面会訪問を見合わせるよう要請した。緊急の場合は救急診察で受け付ける。3日付中国時報などが報じた。

/date/2020/03/03/09changgeng_2.jpg台北長庚紀念医院の入り口では、渡航歴確認の手続きを待つ長い列ができた(2日=中央社)

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が同ウイルスの海外旅行感染症情報を出している▽中国、香港、マカオ、韓国、イタリア、イラン(レベル3)▽日本、シンガポール(レベル2)▽タイ(レベル1)──が要請の対象。黄璟隆副院長は、同ウイルスは無症状でも感染力を有すると考えられており、院内感染を防ぐために措置を取ったと説明した。出入り口では、全民健康保険カード(健保カード)システムを通じ内政部移民署から提供される来院者の渡航歴情報を確認する他、体温測定、マスクの着用を求めている。