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《新型肺炎》半導体の景気回復鈍化、Q2も悲観見通し


ニュース 電子 作成日:2020年3月3日_記事番号:T00088609

《新型肺炎》半導体の景気回復鈍化、Q2も悲観見通し

 半導体業界の関係者によると、中国では新型コロナウイルス感染拡大により、サプライチェーンに断絶が起きる可能性が依然として懸念されている。感染が世界各地で広がり、欧米や日韓などで最終製品の需要が急減している影響で、第1四半期の半導体業界の景気回復ペースは鈍化し、第2四半期も悲観的な見通しとなっている。3日付電子時報が報じた。

 ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、現時点で顧客からの受注削減はないようだ。ただ、IC設計会社での新製品のリリース延期や開発プロジェクト遅延が相次いでいる他、製品需要の低下で顧客から納期延期を依頼される可能性があり、上半期業績への影響が懸念されている。