ニュース 電子 作成日:2020年3月3日_記事番号:T00088611
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、サムスン電子への量子ドットディスプレイ(QLED)パネルと8Kパネルの供給が大幅に増えそうだ。サムスンは今年、QLED技術を採用した液晶テレビの出荷台数で前年比約50%増となる800万台突破を目指している一方で、同社傘下のパネルメーカー、サムスンディスプレイ(SDC)はテレビ用パネル出荷が40%以上減少する見通しのためだ。3日付工商時報が報じた。
サムスンはテレビ用パネルの外部調達を大幅に増やす方針だ。調達先は▽TCL華星光電技術(CSOT)、供給枚数900万枚▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、800万枚▽AUO、700万枚──と見込まれる。
サムスンは今年、韓国内で傘下の第8.5世代液晶パネル工場を閉鎖する他、量子ドット有機EL(QD-OLED)の生産ラインも依然稼働していない。テレビ用パネルのグループ内調達率は20~24%で過去最低水準に落ち込む見通しだ。従来は40~50%だった。
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