ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年3月3日_記事番号:T00088614
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の2月出荷量は95万2,500トンと、過去15カ月で最高を記録した。春節(旧正月、今年は1月25日)連休後の川下の調達意欲向上で台湾域内向けと輸出向けが共に伸びた他、同社が4月と第2四半期のオファー価格を引き上げたことから調達が前倒しになっている。3日付工商時報が報じた。
同社の七大鉄鋼製品と半製品、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の熱延製品(出荷量30万7,000トン)を含めた出荷量は、前月比17.9%増の125万9,500トンだった。うち、台湾域内向けが78万4,000トン、輸出向けが47万6,000トンだった。
同社は、3~4月は繁忙期で川下メーカーの調達意欲が高まる他、中国での新型コロナウイルスの感染流行が早急に抑制されれば、3月下旬には工場の稼働率が高まり、受注の増加が見込めると期待を示した。
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