ニュース 社会 作成日:2020年3月4日_記事番号:T00088633
新竹県政府衛生局は3日、台湾が新型コロナウイルスの感染流行地域に指定している中国北京市から台湾に戻り、14日間の外出制限「居家検疫」の措置が取られている男性に対し、行方をくらましたとして100万台湾元(約360万円)の罰金を科した。2月25日に成立した新型コロナウイルス対策特別条例で引き上げられた罰金額が適用されたのは初めてだ。4日付聯合報が報じた。
基隆の女性が乗車した路線バスでは、消毒作業が行われた(3日=中央社)
2月25日に台湾に戻ったが、連絡が取れなくなった。28日に新竹県政府が氏名を公開し、市民に情報提供を求めたことから、男性は滞在先の台北市から新竹県に戻り、同日警察に出頭した。
一方、基隆市では3日、安徽省から戻り居家検疫の措置が取られている60代女性が路線バスに乗車し、車内で知り合った乗客との会話から中国帰りが明らかになった。乗り合わせた十数人の乗客が驚いてバスを降り、運転手は警察に通報した。女性を移送した基隆市政府衛生局によると、女性は一人暮らしで食料の買い置きがなくなったため外出しており、処罰するかは状況を見て判断すると説明した。
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