ニュース 医薬 作成日:2020年3月4日_記事番号:T00088646
新型コロナウイルス感染拡大を受けて政府がマスク輸出禁止措置を取る中、財政部関務署が3日発表した統計によると、医療用マスクの2月の輸出枚数は1,075万枚に上った。うち75.6%が日本向け、17.7%が中国向けだった。4日付工商時報が報じた。
同署担当者はマスクの輸出が禁止されているにもかかわらず輸出が続いていたことについて、契約に基づき、既に代金を支払い済みの企業に対して輸出を行ったためで、こうした状況は日本向けが多かったと説明した。日本向けの医療用マスク輸出枚数は、昨年は月約900万~1,000万枚だった。
同担当者は、中国への輸出は中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の許可に基づいて行われたと説明。台商(海外で事業展開する台湾系企業)が中国で勤務する台湾人幹部用として輸出許可を申請した可能性を指摘した。
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